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近況報告

お久しぶりです。ケアンズ在住のKuです。

約半年ぶりのブログ更新となりました。そのため、この半年間何があったのか簡単に書きたいと思います。

この半年間、主に日本の大学の講義、現地でのチャイルドケアの実習に追われていました。

大学

大学三年時が終了した段階で休学をしてオーストラリアへ来ました。そのため、一年間のワーキングホリデーが終了した段階で帰国し、残りの一年間大学に在籍し、卒業する予定でした。しかし、、、日本のコロナの現状が最悪だったこと、ケアンズのコロナフリーな環境、オーストラリアの国境閉鎖、などなど(詳しくは他の記事に書きますね)。様々な理由から、ケアンズでの滞在延長を決めました。

しかし、月日が経ち、日本は桜が咲く春に。ゼミの教授と話し合い、春学期(四月〜八月)を遠隔で指導してもらい、日本のコロナの状況が落ち着いたら帰国するという流れになりました。

さあ、一年ぶりの大学の授業!一学年下の後輩に参加する形でzoom授業が始まりました。久々の大学という空間、一年間まともに日本の本もニュースにも触れていない、かしこまって日本語を話していない、そんな状態で挑んだら、まあ呆気なく撃沈しました。これ以降、毎回の授業が地獄のようでした。最終学年ということで、お題は卒論。テーマを決めたら、調べて研究して統計を出して論文を書いていく。私のゼミは、経済系のゼミだったため、卒論での統計はほぼ必須。授業で学んだ後の課題は、さっぱりわからず、こんなクオリティで提出してしまい、教授本当にごめんなさいと思いながら取り組んでいたのを覚えています。

話は戻って卒論の題材。なんとか日本の新聞を読んだり興味がある分野を調べたりすることで題材を決めることはできました。しかし、その後に待っていたのは二万字を書くための資料集め。三年間、自分で言うのは何ですが文系大学生の割には勉強してきました。しかし、この春学期が一番毎授業のために準備する時間が多かったと思うくらい時間を費やしました。恐らく、特別に遠隔指導を許可していただいたものの、他の生徒と同じ量、それ以上をやらなきゃ単位はもらえない。そしたらもう一年。という大きなプレッシャーがあったからでしょう。オーストラリアのケアンズで、図書館に引きこもり徹夜で毎回の授業に備えていました。

結局、帰国か滞在延長を決めなくてはならない七月、八月に。未だ日本のコロナの状況が酷かったため、春学期をもって一度退学しケアンズ滞在を決めました。退学という言葉、とても響きが悪いですよね。最初は私も受け入れるのに時間がかかりました。しかし、再入学をして卒業する予定ですし、このコロナ下で自分がやりたいことを考えたら、受け入れることができました。

春学期受講中の期間は精神的にも身体的にもとっても病みました。しかし、そのおかげで、あと半学期を残して卒業まで来れたこと、ゼミの教授が私の特例を受け入れてくれたこと、再入学というチャンスが残されていることが私の背中を押してくれて、今はケアンズでやりたいことに挑戦できています。

チャイルドケアの実習

もう1つは現在オーストリアで学んでいるチャイルドケアの実習(Workplacement)です。ワーキングホリデービザが終了する段階で、学生ビザに切り替え、チャイルドケアを学ぶことにしました(以下チャイケアと省略)。きっかけとしては、現地の会社で日本人がいない環境で働いてみたいのと、将来的なことを考え、実用的な資格を取得したかったからです。授業は、週に1度、もしくは二週間に一度でほどよい授業数でした。しかし、課題はオール英語の専門的な内容。Google翻訳、ネット、学校にある解答例などの力を借りて、何とか期限内に課題を終わらせていました。課題は明日でもいいか。と何度も思いましたが、期限内に提出しないと罰金。貧乏学生には大きな出費となるため、とにかく期限内に提出していました。

半年間のチャイケアのコースを修了するには、授業と課題をこなすこと。そして、120時間の無給実習が絶対条件でした。この実習時間をこなすのがとっても大変で、何度も心が折れそうになりました。幸い、私は子どもが好きで、子ども達が英語で歌を歌ったり、アルファベットを学んだり、怒ったり、甘えてきたりする彼ら彼女たちがとても愛おしいと思えて楽しめました。そして、初めて、日本人がいない環境でのお仕事だったのでとても新鮮で、自分が今、いろんなことを吸収しているなと毎日実感できました。チャイケアを勉強していると友達に話すと、無給で働かなきゃいけないんでしょ!と結構嫌がられますが、私にとっては、英語はもちろん、一人の大人としてとても挑戦できる時間だったのでそんなに苦ではなかったです。もはや、結構楽しみました。笑

基本的に、実習に行っていた時は、週に2,3回、朝の8時30分から16時まで、これらを2ヶ月弱で終わらせました。チャイケアの後にレストランの仕事をハシゴしたり、残りの平日はフルで仕事をしたりして学費、生活費を稼ぎながら実習時間を稼いでいました。日本にいる頃は、スケジュールをパンパンにしたい派だったので、この2ヶ月間は久しぶりに予定がパンパンで充実してました。まぁ、オーストラリアに来ると、国全体、人々もみんなのんびりしているので、働きすぎ、予定を詰め込みすぎないゆったりした生活の良さにも気づきました。

そんなこんなで、11月に入った現在は、色々と落ち着いたので、またブログを再開していこうと思っています。日本もオーストラリアもコロナの件数が減少してきました。しかし、日本への帰国、そしてオーストラリアへの隔離なしの帰国はもうすぐ時間がかかりそうです。オーストリアへワーホリ、留学に行く予定がある方の参考になるよう、これからどんどん情報を発信していきたいと思います。